※今日は短い。あと先に書いておくと別に真相はわからない

チャン・イーモウの最新作、「一秒钟(One Second)」に中国国内の上映許可が降りたと昨日から報道されている。

この作品はいわくつきで、2019年のベルリン国際映画祭に出品されたものの、開幕後に「技術的な理由により」取り下げられそのままどうなったかよくわからなかった(関連記事例)。当然異例だ。

「One Second」ポスター

ちなみにおそらく本人とは関係ないが、前作の「影Shadow」もまた音楽の盗作疑惑で揉めたことは以前紹介した

このOne Secondのなにが問題だったのか結局よくわからないままだった。ただ大事な映画祭の開幕後に作品がまだ完成していないとは考えづらく(撮影後の編集=ポストプロダクションの問題というリリースが出ているのだが)、技術とは違う面でなにかが起こったと考えるのが自然だろう。ちなみに同映画祭にはのちに中国国内で大ヒットした少年的你(Better Days)も同様の「技術的な理由(しかも同じポスプロでの技術的な問題)」でキャンセルされている。

さて、面白いのはその上映時間。今回許可された作品の上映時間は104分。

しかし実は、ベルリン国際映画祭で上映される予定だったのは105分あったようなのだ。

大手映画情報IMDBより

さて、One Second(1秒)から1分間消えて上映が出来ることになったわけだが…なにが消えたのだろう?

(この投稿は試験的にスマホから。お見苦しかったらお許しください)