打倒OPPO!中華ケータイ“その他大勢”のゲリラ戦

前回に引き続いて、2回もので書かせていただきました。今回は普通のメディア的には「その他」といえばいいのか、あまり興味を持たれない中小ブランドを中心に取り上げました。

無人コンビニの時にもちらっと書いたのですが、実はここで書きたかったのは、「中国企業のやり方は意外とセオリーに忠実」ということです。基本的に「まず動く事」の優先順位が高いので、最初から教科書を読んで行動しているとは思わないのですが、要するに結果として生き残るのはそういった基本に忠実なマーケティング(もしくは試行錯誤の結果、結局教科書的な戦法に収斂される)を行うブランド、というのは結構面白い話ではないかと思います。

とかく中国企業というと金の力で押しつぶすか(これもある種正攻法ではありますが)政府との癒着その他の裏技を使って金を儲けるというイメージがあり、「(特に中国では)そういう汚い奴らに勝てないのはある種仕方がない」という発想になりがちです。それらがないとは全く言いませんが、そもそも中国で戦っている日本ブランドはちゃんと金を張り、まともなマーケティングをやってそれでも勝てていないのか?その辺は結構疑問の余地があると思うのです。