中国のミャンマー問題介入シナリオを妄想する
混沌さを増しているミャンマー国内の情勢と時を同じくして中国国内で突如として大きな話題になるミャンマー発詐欺グループの摘発。これらは独立した事象なのか、それとも関連しているのか。直近の両国の動きから今後を予想する。…
紅星路80号より:彼への思いは栄光への追悼か、忍従と失敗への同一化か
10月27日に突然死去が発表された李克強元総理、少年時代を過ごした安徽省合肥には多くの市民が花束を手向けに訪れていると報道された。彼は中国経済成長のアイコンだったのか、それとも忍耐の末に暗殺された失敗者だったのか。実際に現地を訪れて考えた。
边控という名の、中国の特色ある檻
中国の出入国禁止制度「边控」。国外脱出を望む人権派人士に適用された他、9月には野村證券幹部が適用されたことでも話題になった。今後適用範囲が広がるとも言われるこの边控とは法律的にどのように規定され、実際にどう運用されているのかを紹介。…
【翻訳】中国屋ジャーナリストの影響力をSNSを通じて読み解く論文
中国に関わる世界中の報道機関の記者たちは、どのようにSNSを通じて同業者のコミュニティを築いているのか、珍しい中国発の論文を翻訳して紹介。…
【翻訳】一顧だにされない農民工第1世代たちの絶望
中国の地方出身の出稼ぎ労働者「農民工」。大都市の急速な発展を陰で支えた最初の世代は今、定年を迎えつつある。しかし十分な貯蓄もなく、医者に通うこともできない彼らは、ただ働き続けるしかない…。農民工一家出身の研究者が記した書籍を元にしたこの記事
“内参”の秘密を解き明かす(翻訳)
上層部だけに秘密報告される「内参」。新華社を中心に大手政府系メディアが一般に報道されないニュースをまとめたものといわれるがその実態と問題は…05年に報道された内容から、過剰な神秘性を取り除いた、中国の報道制度における内参の位置づけと必要性、
【寄稿】中国の雑貨店メイソウ、日本っぽさは「もはやリスクでしかない」
突然「脱日系」宣言を行ったメイソウ、それは長年行われてきた「日系っぽさ商法」からの中国ブランドの卒業でもある。しかし常に誰かのブランドを借りることで勢力を伸ばしてきた中国ブランドは、次に何を借りるのだろうか…日経ビジネス電子版への寄稿…
【寄稿】中国超有名ライバーが天安門事件を「知らなかった」報い
いつまでも中国共産党につきまとう「6月のあの日の事件」。今回はそれを知らずに大事故を起こした中国の超人気ライバーの話。「八九六四」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞された安田峰俊さんにもお話を伺っています(日経ビジネス電子版寄稿)。…
【寄稿】お雇い日本人も「活躍」? 中国自動車大手が繰り返すウソとパクリ
中国大手自動車メーカーの一角「長城自動車」。高い知名度の一方、かねてよりデザイン盗用疑惑が数限りなくささやかれてきた。その歴史とそこに群がる外国人たちの姿を紹介。…
国外でも通用するかも?アニメ映画「雄獅少年」
中国の伝統芸能、獅子舞をうまく味付けした中国アニメ映画「雄狮少年」の感想文。いままでの「お約束」にとらわれすぎず、ダサいと思われがちな伝統芸能をうまく作品として昇華させている。…
中国の偽Twitter垢は誰もいない虚空に向かってつぶやき続ける(翻訳)
先日Twitter社によって閉鎖された中国共産党を背景にすると思われるアカウント群を分析するとほぼ誰にもフォローされず、実質的な影響力は極めて限られていたことが判明した。なぜこうした一見意味のない工作が行われるのか、スタンフォード大学の専門
中国政府の米国SNSにおける影響力工作の一端(翻訳)
在NY中国総領事館が米国内のネット世論への情報工作を実施していたことが情報公開資料により判明した…しかしその内容は意外にも、米中関係のポジティブな成果を強調するものだった?米NPO発の記事に情報を追加して紹介。…
優れた報道機関・個人におくられる第三回「记者的家」ニュース賞発表(抜粋翻訳)
危機に瀕する中国の調査報道。その現場を支える記者やメディアをたたえる業界メディアの賞の受賞作が発表された。発表直後にその発表文が発禁になったその内容とは。…
吉本興業と謎のシルク屋と千手観音をつなぐ妄想の点と線
エンタメ企業としては非常に早い時期から中国に進出している吉本興業、19年末に突然発表された中国大手との提携から1年経ち、また20年末に突然2本の提携が発表された。北京で行われたそのひとつは、座組から参加者までよくわからないわりに大物の影も…
【寄稿】なぜここまで独自の進化を遂げたのか?「京都中華」の大いなる謎
红烧肉という中国どこにでもある家庭料理が杭州で東坡肉(トンポーロー)になり、長崎から日本に入って京都に上り、日本料理の「角煮」になるまでの歴史を追った現代ビジネスへの寄稿記事…
ドルガバが例の件の名誉棄損でKOLを告訴、報復か?
18年に中国人蔑視の動画で大炎上したファッションブランド、ドルチェアンドガッバーナ。騒ぎによって大きく中国のシェアを落としたと言われていたが、その報復のためか実は当時の関係者を告訴したというニュースが報じられている。…
【寄稿】中国・武漢でコロナを告発したアイ・フ ェン医師のその後——医療事故で右眼を 失明していた
2020年3月、武漢市中心病院のアイ・フェン医師は、自分が目にした地獄のような光景を雑誌「人物」に語り、その記事は取り下げられたものの非常に大きな反響をもたらした。しかし1年が経った今、アイ医師は別の闘いに巻き込まれ…文藝春秋Digital
【寄稿】「寝ていても勝てるブラジャー」で怒られたフォロワー900万の男
3月8日「女性の日」を前に、大物男性インフルエンサーが女性軽視の発言を行ったとして炎上。はためには厳しすぎるとも映る叩かれかたの背景には、年々女性差別に対して厳しくなる中国社会の現状があった…
1000億元を溶かした中国動画サイト10年戦争(翻訳)
アリババ系の优酷(Youku)、百度系の爱奇艺(IQIYI)、テンセント系のテンセントビデオ。大手動画プラットフォーマー3社はこの10年1000億元(≒1.6兆円)をばらまきながら争い、いまだに決着もつかず、ずっと赤字を垂れ流している。その
【寄稿】習近平はインフルエンサー? 「熊本のソウルフード」が中国でバズるかもしれない!
福建の祝宴料理「太平燕」が熊本のソウルフード「タイピーエン」になるまでを現代ビジネスに寄稿させていただきました。…
【寄稿】「家族の同性愛を受け入れられるか」──中国LGBTドキュメンタリーが問うエゴ、分断そして和解
Newsweek日本版に寄稿した若手ドキュメンタリー監督、房満満による映画「出櫃(カミングアウト)――中国……
李銀河が語る民法典の意義(翻訳)
先ごろ全人代を通過した民法典。その中には離婚受理までの冷却期間や同性婚の問題など多くの争点が含まれていた。中国を代表する社会学者の李銀河への良質なインタビューを背景の補足とともに紹介。…
米国Tiktok売却に関する张一鸣の内部書簡(翻訳)
米中貿易戦争のとばっちりをうけて強制的に米国事業を切り離すはめになりそうなバイトダンス社。その創立者でありCEOの张一鸣の社員向けレターの全文翻訳…
盛り上がるライブコマースを彩るサクラ事情(翻訳)
コロナ後に加速する中国のライブコマース。しかしその配信を見ているのは実在するフォロワーだろうか?フォロワー数やイイねの水増しなどを行う裏業者の取材記録を翻訳。…
中国著作権2020改訂の5つの要点(翻訳)
中国で多いというイメージが強い海賊版やニセモノ。しかし近年その状況は急速に改善しつつある。そして法律もまた国際標準にあわせて徐々に変わってきている。5月末の全人代に諮られる予定の著作権法の要点を解説する記事を翻訳紹介。…
検閲担当者の憂鬱(翻訳)
メディアに対する検閲が多く行われているといわれる中国。しかしその産業としての実態はあまり知られていない。政府からの指示、メディア側の「自粛」、そして実際はどのようなルールに基づき運用・実施されているのか。豊富な当事者証言で構成された削除済記
外資メディア中国人助手不足がもたらす深刻な危機(翻訳)
中国における外資メディアの取材活動のとても重要な黒子、中国人アシスタント。米中の特派員追い出しの応酬は、その彼らの存在を危うくしている…米コロンビア大学が発行するジャーナリズム専門誌に掲載された記事を翻訳紹介…
笛をくばる人(翻訳)
新型肺炎の震源地である中国武漢、その中心部に位置する最前線の病院で200人以上の救急救命部門のスタッフを率いて闘った、そして新型肺炎の端緒に気づき、武漢の医師たちに警告を発した医師への「人物」誌によるインタビューを紹介。…
報道の倫理とPVの論理が衝突する時(翻訳)
報道はどこまで事実をそのまま伝え、その中間でどこまで「編集」が許されるのか。中国のネットで話題になり2000万PVを取った勝手連プロパガンダ記事と、その一面性とフェイク性を批判したジャーナリストの記事が辿った末路を通してジャーナリズムの立つ
後篇:吉本とCMCの作る学校をめぐるプレイヤーたちの複雑なゲーム
19年末に北京系中国国営大手との提携を立て続けに発表した吉本興業は、実は上海との歴史も深い。3回の連載の最終回は吉本が出資する上海の2社の中国側パートナーと、日本側として吉本興業とともに参画するクールジャパン機構投資先が複雑に絡み合う絵図を
中篇:吉本興業・中国進出の歴史
19年末に北京中国国営大手との提携を立て続けに発表した吉本興業は、実は15年前から中国とのかかわりを持っていた。上海北京のいずれもで非常にレベルの高い相手と組んでいる吉本の中国進出の歴史を紐解く。…
長時間労働「996」強要に始まり不当解雇問題で終わる中国の2019年
中国の2019年を象徴する出来事のひとつは、労働問題の表面化だ。年初に起こった"996"問題から年末に起こったファーウェイとネットイース、大手企業による労働者との紛争まで、事例を交えて社会問題を解説。…
【寄稿】メディアによって拡散される 市街劇「香港」の切り取られかた
現代社会でも普遍的に起こっている、メディアによる情報の視聴者好みの(時に過度な)味付けや、各陣営による自らの意見を主張するための意図的なフレーミングを、それらが目立つ香港動乱の例を通して紹介(Newsweek日本版寄稿)。…
「群れ」としての中国~書評としてはいささか心許ない「幸福な監視国家・中国」に寄せる雑文
中国経済が専門の梶谷懐教授と気鋭のジャーナリスト高口康太氏による共著「幸福な監視国家・中国」。隆盛を極めるチャイナ・テックが中国の社会にどのような影響を与えるのか?豊富な実例とともに考察を加える良書の書評。…
戴自更、伝統メディア最後の大物が斃れる時(翻訳)
突然逮捕が発表された中国の往年のジャーナリズムを代表する新聞「新京報」元社長の戴自更。戴はどのような道をたどって新京報を作り、そして育てたのか。業界向けの専門媒体より翻訳して紹介…
済南、インターネット検閲の新しき都(翻訳)
中国のメディアにつきものの内容の「审核=審査」。事実上の検閲は実は大きな産業でもある。多くのメディアの審査チームを誘致した山東省済南市の思惑と、メディア側の意図を紹介した南方週末の記事(原文削除済)を翻訳紹介。…
メディアの厳冬期に「新京報」が一千万元以上の利益をあげた秘密(翻訳)。
諸外国並みかそれ以上の速度で進む中国メディアのデジタルトランスフォーメーション。苦しむ会社も多い中で、高い収益を上げた新聞社「新京報」の秘密を探る関係者インタビュー。…
「あなたがそれを始めた理由がまた、それをやめる理由にもなる」Mobike創始者胡玮炜が最後のインタビューで語った事(翻訳)
中国最大手シェアサイクルMobikeの創業CEO胡玮炜(フー・ウェイウェイ)が突然辞任を発表した。全世界への進出、ofoとの競争、美団への売り渡しとその過程での共同創業者との確執。3年の間に絶頂と修羅場、両方を見た女性起業家は何を語るのか。
漢人の天国、少数民族の地獄。「多様な」街 南新疆カシュガルレポート
「再教育キャンプ」の存在で一気に注目されるようになった中国の果て、新疆ウイグル自治区。少数民族に対してどのような弾圧が行われているのか、「辺境」南新疆カシュガルを歩いた記録。…
大手旅行口コミサイト马蜂窝の2000万の口コミはほとんどパクリコピペでした事件
中国で最も成功した旅行口コミサイト马蜂窝(マーフォンウォー)が、2000万のユーザーコメントの大部分がパクリだったとして告発されて炎上している…
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