中国:国民的お買い物イベントに熱狂するフツーの人たち

中国のお買い物デー、いわゆる「双十一」の名前は最近日本でもちらほらと報道されるようになってきたように思う。いわく海外のブランドでは日本が首位だったとか、売上1682億元だったとか。なので当初は僕は触れなくていいかな、と思っていた。
しかしせっかく現地に住んでいる身として、そうしたマクロ視点では伝わらないであろう熱量などを伝えられたらと思い、書いてみた。

どうでもいいことだが、この売上1,682億元をどのレートを使って換算するかでわりと日本円の金額が違って見ていて面白かった。僕の記事や17円換算で2兆8594億円を丸めて2兆8000億円(日経も同様)、共同通信系のNNAや高口氏によるNewsweek Japanの記事などは2兆8,750億円(おそらく17.1円換算で端数調整、ただし本日付けのUFJのTTMを使うと16円台後半になるはずで、レートの根拠は不明)。

紙の上のことと思えば別に大したことではないが、50億円といえば…何回人生をやり直せば稼げるのだろうか。